三兄弟工房「五島の椿を使った木製の雑貨」
更新日:2020年4月1日
紹介
奈留町、樫木山地区の「三兄弟工房」。名前のとおり、大工の三兄弟が営んでいる工房です。長男の葛島 義信(くずしま よしのぶ)さん、次男の広春(ひろはる)さん、三男の信広(のぶひろ)さんは、若い頃から奈留島で大工をしています。平成19年、人口減少が進み、大工の仕事が減ってきた頃、江上天主堂が世界遺産の候補に。当時、奈留島の代表的なお土産がなかったため、趣味がてら江上天主堂の木製ストラップを作ってみました。するとこれが大好評。周りから「商品として売ってみたら」と勧められるように。次に作ったアジの開きと出刃包丁のストラップは、「五島新おみやげ発掘コンテスト」で2位に輝きました。
これを機に平成24年に工房をオープン。3年前には奈留にUターンした義信さんの息子勝幸(かつゆき)さんも加わり、本業は大工のまま、空いた時間に木製の雑貨を作るようになりました。
材料となる五島産の椿は、剪定で余った久賀島などの椿を使用。木の特性を活かした商品づくりにこだわっています。
椿の枝はんこは、自然の形をそのまま使用し、姓、訂正印、フルネームなどを1本にまとめることができます。年数が経つと、味わい深い色になるのも特徴です。
椿のバターナイフは強度にこだわり、木目に沿って作ることで、食洗器で洗うことも可能に。シンプルで可愛らしく、軽くて使いやすいところもおススメです。
他にも椿のアクセサリーやコースターなど、素材を活かした三兄弟工房の商品は、ふるさと納税の返礼品としても人気です。
「大工としての仕事は年々減ってきている。今後は、培ってきた大工技術を活かし、雑貨に加え、手作りの家具なども扱っていきたい」と話す義信さん。兄弟、親子4人で作る五島産木材を使った商品は、温もりが感じられます。
三兄弟工房のみなさん
工房で作った木製の雑貨
工房の外観
周辺案内図
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問い合わせ先
三兄弟工房
電話番号:0959-64-4066
【ふるさと納税に関する問い合わせ】
政策企画課まちづくり推進班
電話番号:0959-72-6782