身近な秘境「嵯峨ノ島」を探検(令和2年12月掲載)
更新日:2020年12月1日
2つの火山が合わさってできた秘境「嵯峨ノ島」
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お祈りをする女性の横顔に見える岩
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しましまのがけに絡みつくアコウ
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2つ並んだポットホール
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ジオパークシフォン
昨年、嵯峨ノ島が大好きな友人にガイドをしてもらい、嵯峨ノ島に初上陸。港からすぐの場所で絶景!目の前に迫る、美しいしましまの崖。その崖に絡みつく大スケールのアコウの木を見ると、生命の力強さに圧倒されます。
これだけでも十分感動するのに、その先の堤防を越えると、岩に無数の丸い穴。自然に空いたポットホールと呼ばれるもので、まだ赤ちゃんのようなできかけのものもたくさんありました。
その後、島の南側にある女岳を目指してレッツゴー!女岳火口展望所に向かう道の途中、素敵な岩が現れます。女性が祈っている横顔に見えるので、勝手に「祈りの岩」と名付けてみました。頂上に登りきると眼下に見えるのが火口の断面。荒波で削られた赤い岩肌は、地球の営みの凄さを感じさせてくれます。
お昼は、波の音や心地よい風を感じながら千畳敷でお弁当。五島はいいなあ、もっと五島を楽しみたい。改めてそう感じました。
まずは自分自身で楽しんで、観光で訪れるお客さんにもこの感動を伝えたいと思います。
昨年、五島市は日本ジオパーク認定を目指しましたが、結果は見送り。残念です。市民の認知度が足りなかったのも一因と聞きました。
私もカフェで出すケーキに「ジオパークシフォン」を考案。ポリフェノールたっぷりの遊民サクランボを使ってケーキを焼くと、青いマーブル模様が地層のように見えます。ですが、メニュー表に「ジオパークシフォン」と書くと、「ジオパークって何?」と聞かれることが度々です。
まずはジオパークという言葉の認知度を高めて、みんなでジオパークを盛り上げていきましょう!
清水 悦子さんの紹介
Cafe遊民オーナー。7年前に野々切にカフェをオープン。五島活性化のために情報を発信中。まだまだ行きたいところがいっぱいで、休日はワクワク。
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