ジオパークに関わってくれているたくさんの人(令和4年1月掲載)
更新日:2022年1月1日
令和2年4月、ジオパー専門員2名が新たに着任。新型コロナウイルスの影響により、活動が思うように進まないこともありましたが、できることから地道に進めてきました。その一つがジオガイドの育成です。全12回の養成講座を開催し、27名のジオガイドが誕生。学識顧問の先生方、萩(山口県)と隠岐(島根県)のジオパーク関係者に加え地域の方が講師を務めてくれました。
ジオパークポロシャツのデザインは、五島南高校の生徒が考案したもの。現在、多くの方がこのポロシャツを着てジオパーク活動をPRしてくれています。五島南高校の生徒たちは、部活動の中でも、勉強会や写真展示、商品開発などに取り組んでくれています。
ジオパーク活動のきっかけをつくった民間団体「五島自然塾」は、進化させながら活動を継続。岐宿地区の魚津ヶ崎周辺を見どころスポットとして活用する事業では、漂着ゴミの回収作業に多くの方が参加。ガイドブックやマップも作成し、通過点だった魚津ヶ崎は滞在型観光の拠点となりました。この活動をきっかけに、地元を愛する仲間が集まり、地域の魅力を発信するお店のオープンにつながっています。
他にも、ゴミが多かった海岸を、自然を楽しむ場所として整備、高校生や中学生によるマンガやTシャツの作成、地層を模したシフォンケーキの開発など、多くの人が関わりジオパーク活動は進められています。
昨年、再挑戦となる日本ジオパークの認定申請を行い、11月の審査員が来島しての調査では見どころへの案内に加えて、活動に関わる多くの方との交流の機会もつくりました。
認定がゴールではありませんが、これまで関わってきた方々に良い報告ができるよう、今月末の結果発表を待ちたいと思います。
政策企画課(ジオパーク推進担当部署)課長小田昌広さんの紹介
取材/ライターグループfumoto
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