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五島市ってどんなところ?

更新日:2024年9月9日

 五島市の成り立ち

九州・長崎から西に100kmの海上に浮かぶ大小152の島々からなる五島列島。五島市は、五島列島の南西部にある列島最大の島・福江島を含む、久賀島、奈留島とその周辺の島々で構成されています。
注:五島列島=五島市ではありません。島によって自治体が異なります。

五島市はここ

五島市は、ここ5年間で約1,200人の移住者を受け入れていて、うち7割は30代までの若者が占めています。
日本列島の西の端にある離島が、なぜ多くの若者に移住先として選ばれているのでしょうか。
その理由をまとめました。

五島市の魅力五島市が移住先に選ばれる理由

数字で見る五島市五島市のことを詳しく知る

五島市の魅力

大自然が身近!

日本一美しい砂浜と言われる高浜海水浴場をはじめとした極上のビーチがたくさんあります。
夏、海水浴やSUP、カヤックなどのマリンスポーツで透明度を体感するも良し、空気が澄んでいる秋や冬にのんびり眺めて心身を癒やすも良し。

五島市の海水浴場で遊ぶ親子

山もオススメ。五島市にある山はすべて低山で、一番高い父ヶ岳(ててがたけ)でも標高は461メートル。
朝から登って山頂で少し遊んで下りてきてもまだランチに間に合う山も複数あり、気軽に山登りやハイキングが楽しめます。
山頂から眺める空と海の青さ、まっすぐな水平線と島なみは絶景です。

温泉もあります。
大正時代から使われていたと言われる歴史ある温泉郷「荒川温泉」。道路沿いにある足湯は、ドライブ中の足休めにもピッタリ。
鬼岳の麓にある褐色のにごり湯「鬼岳温泉」も、体が芯から温まると好評です。
また、富江湾の目の前には「富江温泉」があり、露天風呂やプール、サウナなどを備えた温泉施設が人気です。

食材が豊富!

海産物のイメージが強い五島市ですが、野菜も果物もお米も肉も美味しいんです。

五島市は、肥沃な土地と温暖な気候に恵まれていて、農産物にとっても最適な環境です。海の底に堆積した大昔の土を地層に含む土壌はミネラルをたっぷり含んでいて、野菜をおいしくしてくれます。
この気候風土を活かして、五島市ではさまざまな野菜や果物が作られています。ブロッコリーや高菜、アスパラガス、レタス、スナップエンドウ、中玉トマトをはじめ、じゃがいも、かぼちゃ、きゅうりなど多くの野菜が採れます。
果物は、びわ、イチゴ、マンゴー、メロンが評判です。

野菜のおすそ分けをもらう男子

五島灘は対馬海流の分流が流れる海域で、天然礁や複雑で速い潮流と豊富なエサに恵まれた好漁場。一年を通しておいしい魚介類が穫れます。マグロ、太刀魚、伊勢海老、真鯛、アジ、イサキ、ハガツオ、アワビ、トビウオ、ウチワエビ、アオリイカ、クエ(アラ)など、挙げればキリがありません。

肉は、牛も豚も鶏も揃っています。
「幻の五島牛」と表現される五島産の牛肉は、柔らかく脂肪分がしつこくない、深みのある味わいです。
独特の臭みがなく、柔らかで甘みがある「五島美豚」や、しっかりとした旨味と歯ごたえがある「五島地鶏しまさざなみ」も高い評価を受けています。

五島牛のすき焼き

また、『米・食味分析鑑定コンクール国際大会』で金賞を受賞したことがあるおいしいお米、『福岡国税局酒類鑑評会 本格焼酎の部』で金賞を受賞した焼酎、アジア最大級のワインの品評会『サクラアワード2022』で、最高賞のダブルゴールド賞を受賞したワインもあります。
お酒は、焼酎(麦、芋)、清酒、ワインがあるほか、2022年12月にはクラフトジンも誕生しました。

仕事がある。職種も豊富!

離島には「仕事がない」というイメージがありますが、五島市に限ってはそれは間違い。
五島市には2,000以上の事業所があり、年間約6,000件の求人が出ています。
業種は、農林水産業をはじめ、医療・福祉業、製造業、建設業、小売業、宿泊・飲食業、サービス業、金融業、情報通信業など多岐にわたっています。

最近ではダブルワークを推奨する事業所も増えているので、今までの経験やスキルを活かした仕事をしながら、新たな職種にチャレンジする人もいます。

2021年4月には、五島市で働きたい人と企業をつなぐ「五島市地域づくり事業協同組合」が創設されました。
この組合に入社すると、組合の正社員として月額固定の給料をもらいながら、五島市の様々な企業に派遣されて働くことになります。働き方は、季節ごとに繁忙期を迎える農業、食品加工業など様々な仕事を組み合わせて通年勤務するマルチワーク型か、色々な仕事を経験した後、五島市内の企業への就職を目指すインターン型を選択できます。

五島市地域づくり事業協同組合

五島市が移住先として選ばれる5つの理由

都市部とのアクセスが良い

五島市には空港があり、長崎空港や福岡空港へ直行便が出ています。長崎空港まで30分、福岡空港まで40分、羽田空港まで福岡で乗り継いで約3時間で到着できます。
港からは、長崎港へフェリーと高速船が、博多港へフェリーが出ています。

そこそこ便利な「まち」と、大自然が身近な「田舎」が同居していて、暮らすのに“ちょうどいい”

五島市には、大型スーパーやドラッグストア、ホームセンター、コンビニがあり、生活必需品は市内で揃えることができます。
カフェやレストラン、居酒屋など飲食店も多く「食」を楽しめます。
また、総合病院をはじめとする医療施設、銀行や郵便局などの金融機関も複数あるほか、市のほぼ全域で光インターネットが利用でき、市内各地にコワーキングスペースもあります。

一方、まちから車で15分ほど走ればのどかな風景が広がっていて、壮大な大自然を島のあちこちで楽しむことができます。

子育て環境が良い

保育園や認定こども園が揃っている五島市は、待機児童ゼロ。
妊娠~出産~子育てまで切れ目のない支援をしていて、保育料の軽減や高校生までの医療費助成があるほか、保健師や助産師による妊娠から就学までの成長・発達の支援、家族全体の心身サポートもあります。情報交換の場となる「母親教室」、育児用品の貸し出しなども行っています。

また、地域のお祭りやイベントが多く、家族で四季を楽しむことができます。

福江みなとまつりのネブタ 

 教育環境が良い

小中学校はそれぞれ10校程度あり、全校生徒400人以上の規模の大きな学校も、生徒数が少なく複式学級の学校もあります。
高校は5校。普通科だけでなく衛生看護科やスポーツコースを有し、国公立大学への進学率が6割の進学校、ビジネス起業や地域活性化を学ぶ地域振興系列学科がある高校、英語教育を重視した高校のほか、定時制の高校もあります。
また、特別支援学校(小中学部、高等部)の分校もあります。

なんといっても「人」が良い

遣唐使の時代からよその土地の人を受け入れていた歴史があるからか、島民は概ね開放的。移住した方から「居酒屋で島民に話しかけられて人脈が広がった」とか「人が親切だから移住を決めた」という話をよく聞きます。
また、この5年間で約1,200人の移住者を受け入れているため、移住者同士が自然に繋がる環境ができています。

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数字で見る五島市(R6年8月更新)

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