移住までの流れ
更新日:2025年2月17日
先輩移住者の実体験を元に、移住までの流れを五島市のイメージキャラクター「つばきねこ」と一緒にご案内します。
“移住”は“引っ越し”と同じ。
計画的に進めることで、移住後の生活もスムーズにスタートできると思います。実際五島市に移住した多くの方は、およそ移住する1年前から動き出しています。
五島市に限らず地方移住をお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ページの最後に五島市の移住イメージ動画を掲載しています。先輩移住者の日常をぜひご覧ください!
目次
- STEP1 移住の目的を考える
- STEP2 移住先の条件をリストアップする
- STEP3 五島市の情報収集をする
- STEP4 移住の計画を立てる
- STEP5 五島市を下見する
- STEP6 物件情報を見る
- STEP7 求人情報を見る
- STEP8 移住の手続きをする
- STEP9 五島市で暮らす
- 移住のために必要なこと1 資金を貯める
- 移住のために必要なこと2 免許を取る
- 動画で見よう!五島市の島暮らし
移住までの流れ
「どこかに移住したい」と考えている方は、今の環境を変えたいと思っている場合がほとんど。その理由は十人十色です。
まずは、自分自身がなぜ移住したいと思ったのか、どんな場所で、どんな暮らしがしたいのかを考えましょう。
- ワンポイントアドバイス
夫婦や家族で移住する場合は、ここでしっかりと話し合うことが大切です。
みんなで同じ目的を持つことが、楽しい移住生活につながります。 - お役立ちページはこちら
移住者の声
「一軒家」「ご近所付き合いのある環境」「保育園や学校が近いところ」など、移住後の暮らしを想像しながら条件をリストアップしてみましょう。家探しや仕事探しの基準になります。
- ワンポイントアドバイス
すべての条件がぴったりと合うことはなかなか難しいもの。妥協が必要なポイントが出てくることを念頭に置いておきましょう。
自分が思い描く暮らしを想像しながら、移住したい地域について調べましょう。
ここで注意したいのは、ネットの情報には限りがあり、書かれている内容も人によって受け取り方が異なります。移住専門の窓口や現地で暮らす移住支援員に相談してみましょう。
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【毎月開催】五島市オンライン移住相談
島暮らしのための情報収集
いつ移住したいのか、または移住できるのか計画を立ててみましょう。
頭で考えるだけでなく、スケジュールを書き出して見える化させることが大切です。
移住時期をスタートに、引っ越しの時期、今の勤務先を退職する時期、現地への下見旅行とどんどん逆算してやるべきことを書き出すだけでも考えがすっきりまとまっていきます。
移住にとくに決まった期限がなければ、今から1年後に移住する計画で書いてみましょう。
- ワンポイントアドバイス
すぐに移住したい!という思いがあっても、スムーズに移住するには時間に余裕を持つことが大切です。
下見をせずに移住するのはリスクも高く、家探しにおいてもなかなか上手くいかないもの。
ネットやテレビの情報だけに頼らず、必ず現地の雰囲気を自身の目で見て、肌で感じることが大切です。
現地に訪れた際は、宿泊先やレンタカーショップ、飲食店など、地元のスタッフとお話してみると思わぬ情報が得られることもあります。
下見にあたって気を付けたいのは、観光で終わらせないこと。
今後に移住に向けて進めるにあたって、移住前に知り合った人は貴重な存在となります。できるだけコミュニケーションを築けるように積極的に行動しましょう。
お店の方に話を聞きたい、相談したい場合はできれば事前にアポイントを取りましょう。
- ワンポイントアドバイス
福江島をじっくり見るなら2泊3日がおすすめ。奈留島など二次離島へ訪れる場合はプラス1日しましょう。
お店で働くスタッフに声をかける場合は、仕事の負担にならない程度に済ませましょう。また、話を聞くだけではなく、飲食店では食事をしましょう。 - お役立ちページはこちら
五島市までの交通アクセス
五島市観光サイト「島たび」宿泊施設
五島市観光サイト「島たび」グルメ情報
現地を見て「やっぱり五島に住みたい」と思ったら、次は物件探しです。
もちろん仕事探しも大切ですが、「仕事は決まっているのに家が見つからない」という状況になっては大変です。
五島市に移住するなら、まずは物件を探しましょう。
“田舎は空き家がたくさんある”と思いがちですが、“住める空き家”を探すことに多くの人が苦労しているのが現実ですし、家探しのために何度か来島する方もいます。
五島市の物件情報は、空き家バンクと不動産会社からチェックし、気になる物件があったらすぐに連絡しましょう。
- ワンポイントアドバイス
移住相談と現地の下見を済ませた方は、短期滞在住宅を早めに予約することをおすすめします。
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島暮らしのための住まいの支援
入居物件の目途が立ったら仕事探しです。
五島市の求人情報はハローワークが主流。ハローワークの求人は全国からネットで閲覧可能なので、どんな求人が出ているのかチェックしましょう。
ただし、ハローワークに出ている求人が全てではありません。五島市の求人は、店先の貼り紙や口コミも多くあり、とくに口コミで仕事を見つけた方は大勢います。
- ワンポイントアドバイス
早く就職先を決めたい気持ちを少し抑えて、ここは時間をかけて情報収集しましょう。
焦って給与の高い職場に就職しても、職場との相性が合わずに数週間で退職することになったら大変。
じっくり探す余裕を持つことで、より良い求人に出会えるかもしれません。 - お役立ちページはこちら
島暮らしのための仕事の支援
移住の時期が決まり、今の生活に区切りをつけるとき。
現在の仕事先への退職の連絡や引っ越し準備、お子さんがいる場合は学校の転校手続きなど新しい暮らしに向けて一歩ずつ進めていきましょう。
引っ越しの際、車を持ち込む場合は早めにフェリーの予約をしましょう。
- ワンポイントアドバイス
数々の手続きで疲れたときは、「どうして移住したいのか」を思い返してみましょう。
いつの間にか、「移住すること」が移住のゴールになっていることがあります。
あらためて「移住後の暮らし」を想像して、あとひと踏ん張りしましょう。
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住まいの補助金・助成金
引っ越しの主な手続き
小中学校への転入手続き
五島市の子育て支援
いよいよ移住のとき。
引っ越しを済ませたら、ご近所や地域の町内会に挨拶に行きましょう。
ゴミの出し方や町内会の集まりなど、地域のルールや地元の行事について教えてもらい、少しずつ地域の人との繋がりを作っていきましょう。
- ワンポイントアドバイス
ご近所さんに会ったときは自分から進んで挨拶しましょう。 - 立ち話から思わぬ暮らしの豆知識を得られるかもしれません。
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五島市公式ホームページまるごとう「くらしの情報」
移住にはお金がかかります。
人によって差があるので一概には言えませんが、下見で来島する旅費をはじめ、移住は引っ越しや車の購入など大きな出費が重なります(退職されたばかりの方は、移住後に市民税や国民健康保険税などの負担が一時的に増えることがあります)。
それらを踏まえて安心して生活をスタートできるぐらいの資金を持って移住しましょう。
移住してから仕事を探したい方はなおさら。しばらくの間は暮らしていける程度の資金があると安心です。
島は車社会です。
一家に一台ではなく、一人一台があたりまえの島暮らし。
いま、免許を持っていない方はまず運転免許を取得しましょう。
ペーパードライバーの方は、移住前に運転できるようにしていたほうが安心ですが、島内の道はほとんど舗装されていて運転しやすいので、移住してから初心者マークを外すことができた方は大勢います。
また、車の購入・車検は島内でも可能です。
中古車の場合は、安いと後々修理が重なる場合があるのである程度予算があると良い車に出会えるでしょう。
動画で見よう!五島市の島暮らし