介護予防・日常生活支援総合事業
更新日:2024年4月22日
介護予防・日常生活支援総合事業は、市町村が中心となって、地域の実情に応じて、多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで、地域の支え合い体制づくりを推進し、要支援者等の方に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目的とするものです。
本市では、国・県に比べて高齢化が進行しており、団塊の世代の人が75歳以上になる2025年には、一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみの世帯が増加し、高齢化率は44.5%になると予想されています。(第7期介護保険事業計画推計)
高齢者が住み慣れた地域で生活を続けていくためには、高齢者自身が自ら要支援状態となることを予防するとともに、地域全体で高齢者を支えることが大切であることから、既存の介護事業所による既存のサービスに加えて、NPO、民間企業、ボランティアなど地域の多様な主体や元気な高齢者が支え手側に回るなど、地域包括ケアの充実・地域共生社会の実現に向けた支援体制づくりを推進していきます。
本市では、平成27年10月から介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)を実施しています。以下のサービスを利用するためには、要支援認定または基本チェックリストで該当していることが必要です。
介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)の構成図は以下のとおりです。
サービスの種類
訪問介護
入浴介助などの身体介護を必要とする方、認知症などの疾患などにより日常生活に支障がある方に対して、本人が行うことが困難でご家族の支援が得られない場合、掃除・洗濯・調理・買い物などの生活支援を訪問介護員が行います。
訪問型サービスA(緩和した基準によるサービス)
本人が行うことが困難でご家族の支援が得られない場合、掃除・洗濯・調理・買い物などの家事援助を行い、自立した生活を送れるよう訪問介護員が支援します。
訪問型サービスC(短期集中予防サービス)
運動機能が低下している方で、運動指導が必要な方、健康管理の維持が必要な方、閉じこもりに対する支援が必要な方、ADLやIADLの改善に向けた支援が必要な方に対して、理学療法士又は保健師等による短期的な運動指導や健康相談及び保健指導を行います。
通所介護
入浴介助などの身体介護を必要とする方、認知症などの疾患などにより日常生活に支障がある方に対して、在宅で自立した生活を送れるよう機能訓練や集いの場の提供を通所介護事業所のスタッフが行います。
通所型サービスA(緩和した基準によるサービス)
閉じこもり、うつ等のリスクがある方などに対して、交流を目的とした集いの場の提供を通所介護事業所のスタッフが行います。
通所型サービスB(住民主体による支援)
地域の公民館等において、介護予防体操及びレクリエーション等を通して、運動機能向上、認知症予防のプログラムを実施し、要介護状態等になることの予防を行います。
通所型サービスC(短期集中予防サービス)
理学療法士の作成した運動器の機能向上プログラムを実施し、筋力の維持・向上を図り、地域において自立した生活の実現のために集中してプログラムを実施します。
栄養改善を目的とした配食
低栄養状態にある方またはそのおそれがある方に対し、「栄養改善プログラム」に基づいて栄養のバランスのとれた食事を提供する配食サービスを実施します。
介護予防把握事業
郵送または訪問により市独自の調査を実施し、収集した情報を基に要支援者の把握や生活支援サービスの創出に役立てます。
介護予防普及啓発事業
65歳以上のすべての方及びその支援のための活動にかかわる方を対象に、介護予防に係る知識や運動の普及啓発を種々に教室を通して行います。
地域介護予防活動支援事業
高齢者の介護予防活動のため、介護予防ボランティアを育成します。
地域リハビリテーション活動支援事業
訪問、通所、地域ケア会議、住民主体の通いの場において、リハビリテーション専門職が関与することにより介護予防の取組を強化します。
五島市介護予防・日常生活支援総合事業サービス提供事業者へ
総合事業に係る単位数サービスコード表
- 総合事業サービスコード表(五島市【総合事業サービスコード】R6.4.1)
- 総合事業単位数マスタ(令和3年4月版)(ZIPファイル)
地域支援事業として実施するサービス
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このページに関する問い合わせ先
福祉保健部 長寿介護課 長寿支援班
郵便番号:853-8501
長崎県五島市福江町1番1号(本庁舎)
直通電話:0959-72-6194
ファクス番号:0959-75-0373(直通)