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五島市移住定住促進サイト五島やけんよか

柳野逹治さん

更新日:2020年8月27日

島食GINOエントランスに立つ柳野さん
2017年にUターンし、イタリアンレストラン「島食Gino」をオープンした柳野さんからお話を伺いました。
(取材:ライターグループfumoto)

五島市にUターンしたきっかけは?

もともと五島市に帰ってくる予定で、長崎のホテル等で調理(フランス料理、イタリア料理)の修行をしていました。2017年の2月頃、祖父の葬式のために五島市に帰省した際、地元の人の顔ぶれを見渡したら高齢化が進んでいることが気になりました。

そこで、「五島で起業しよう、島の食材でイタリアンを楽しんでもらおう」と決意し、2017年7月、五島市に帰ってきました。

Uターン後の生活スタイル

長崎では、雇われの身だったので休みがあったのですが、今は飲食業と農業の両立で、まったく休みがなく、やることがたくさんあって忙しいです。

自然が多く子育てにはもってこいの場所ですが、習い事が長崎に比べると少ないですね。決まった休みがない分、なかなか息子と遊ぶ時間がとりにくく感じますが、家と店が近いので、何かあればすぐ面倒を見ることができる点は良いです。

私は、元々のネットワークに戻ってきただけですが、妻は知らない土地なので「カーナビをつけてほしい」と言われたことがあります。確かに、同じ景色なのでずっと住んでいる人じゃないと慣れるのは、難しいですよね。

まだ、忙しくて五島の良いところに連れていけていないので、連れていけたらと思っています。
島食GINO店内でインタビューに答える柳野さん

Uターンまでに苦労したこと

空き家があちこちにあるイメージですが、格安で借りられる家は状態があまり良くなかったりして、住居探しに一番苦労しました。子供も小さいので、ある程度設備がしっかりした家を探しましたが、そういう家は、物置替わりにされていたり、家族が帰省した時に使いたいという理由でなかなか貸してもらえませんでした。

Uターンしてから努力したこと

地元だったので、これといった努力はあまりしていませんが、五島に帰ってきてから開業するまでの間、魚の種類や金額、流通状況をみるために魚屋で働いていました。今は、そこから魚を仕入れていますし、同級生に肉屋の店長がいたりと食材の仕入れに関しては、知人が多いので助かっています。
島食GINO外観

金銭面の変化(収入減・支出減など)

長崎にいた時は、休みがあったので、遊びに行く時間やお金を使う場所がありました。一方、五島市では(農家なので)自給できる部分が増えました。一番の違いは、自然の中で「お金を使わずに」遊んでいることです。
五島市に帰ってきてからSUPボードを購入し、近所の川で楽しんでいます。

  • SUP:スタンドアップパドルボード。サーフボードの上に立ち、一本のパドルで左右を交互に漕ぎ、海などの水面を進むウォータースポーツ。

移住希望者へのメッセージ

五島市は、食べ物が美味しく、空気もよく、都会のようなギスギスした雰囲気もなく住みやすい場所です。また、様々なランニングコストが安く、家賃も安いので、起業を考えている人には、低コストでやりたいことができるチャンスになると思います。できれば福江の街中よりも、郊外で景観が良く、交通の便も良い場所を狙うのがポイントです。

もし、五島市で飲食店を開業することを考えているならば、カフェよりもマニアックな料理のほうが、お客様のニーズに合うのかな。そういう専門性のあるお店は少ないから、需要があると思います。そういう場所が増えると良いですね。